沈没船でパーティーしよう

ひとりで生きて死にたい

チョロ~/ひとりで生きて死ぬ覚悟/「メイド諸君!」からの学び

昨日までなかなかLINEが返ってこなかったから拗ねて鬱々としてた友人から他愛もないLINEが来て、即効で機嫌直りました。チョロ~。ついでに向こうから通話のお誘いもあり、いともたやすく舞い上がりました。チョロすぎ~。自分のこういうチョロさ、しみじみ気持ち悪い。

人間関係って巨大感情(皮肉としてあえてこの単語を選びました)うんぬんより結局目の前の相手が自分にどう行動するか(そして自分が目の前の相手にどう行動するか)でしか判断出来なくて、友人はこんなにも好意的な行動を示してくれているのに、そんな相手をも見捨てられるかもと不安になって疑う私はやっぱり精神的に未成熟だと思った。その友人に対しては失うのが怖すぎて不安に駆られがちなんだろうけど、「失うのが怖すぎて不安」とかそんな私の内心なんて相手には全然何の関係もなくて、ただ現実の互いの行動が関係に反映されるだけ。そうやって脳内にいる空想の相手に縋って不安になっている私はまだまだ人間関係が下手くそなんだろうな。「メイド諸君!」の鳥取のことを他人事だと笑えない。私の内心なんてどうでもいいんだよ。甘くて優しい表面的な言葉に縋るな。行動で示せ。

 

ひとりで生きて死にたいとか言っているくせに、ひとりで生きて死ぬ覚悟が決まってないなと痛感する日々を送っている。終わってる世界を生き延びるために一緒に並んで歩んでくれる人はいないし、私の場合は多分いない方がいい。特定の誰かに甘えられない、寄りかかれない。だから見ず知らずの人たちに自分の弱さをさらけ出して助けを求める勇気を持たないと生きていけない。そして私も見ず知らずの人たちの助けになるよう努めなければ誰も助けてくれない。貰いっぱなしの態度じゃひとりで生きて死ぬなんて到底無理なんだよな。覚悟を決めたい。

 

人生に暗雲立ち込めているので、こういう時は「メイド諸君!」の厳しさが沁みる。萌え萌えで可愛い絵柄やメイドカフェというキャッチーな題材とは裏腹に、かなりシビアな人間関係の話をしている漫画だ。

『そんな風に誰かがイヤな事を「終わらせて」なんてくれへんのや』

悲観で自分を守ろうとする甘ったれた人間へのめちゃくちゃ鋭い指摘。「もう全部終わりなんだよ」と泣きわめいてぐずったところで、トドメを刺して終わらせてくれる人なんていないんですよ。自分の撒いた種は自分でけじめをつけるしかない。以前も書いたけど、この厳しさはすごく優しいよ。本当に、インターネットに出回ってる例のシーンだけをネタにして終わるにはあまりにももったいない作品なんです。

また今日も「メイド諸君!」の話をしてしまった。