沈没船でパーティーしよう

ひとりで生きて死にたい

メンタルに波がある/性的指向について/眠るだけ

冬は情緒がブレブレになる。3日前ぐらいまではとにかく寂しさと恋愛的・性愛的に承認されたい欲に支配されてこのまま誰にも恋愛・性愛の対象として求められず死んでいくんだ……と典型的な非モテの鬱屈に囚われてずっと落ち込んでいたのに、2日前から脳内に二次元の彼女を錬成して空想の世界で充足を得たら急に元気モリモリになってきた。かと思ったら今日の夕方あたりから急激にバフをかけた元気すぎる状態の反動でまたみるみると落ち込んできて、頓服の抗不安薬を飲んだけど効かねえ~~のでホットココアを入れた。甘いものを口に入れないと不安で死にそうだ。元気すぎる期にやらかした色んな失言を思い出して恥ずかしくて消えてしまいたくなる。

 

開設から一ヶ月しか経っていないけど、早々にこのブログで自分の性別や性的指向を隠すのが面倒くさくなってきた。私は女性を割り当てられて違和感を感じながらも我慢して何とか生きている性自認の、性的指向はまぁ普通に女性が対象の同性愛者です。ごくふつうのレズビアン。たったこれっぽっちの情報で色眼鏡をかけられて文章を読まれるのが嫌だった。でもヘテロであることや自分の性別を隠さずに日常を綴れる人たちが羨ましかったし、私もブログで素直な日常を綴っていると、どうしても自己の根幹に関わる部分は文章に表れてしまう。「メイド諸君!」の感想を書いた記事を読み返したら、女性同性愛者の蜂矢というキャラクターの描写に今までの経験から来る強い感情が表れてしまっていた。これで察した方もいたと思う。また蜂矢というキャラクターと現実の女性同性愛者の話をするけど、この漫画が連載されていた頃より遥かに生きやすい時代にはなった。蜂矢凛が古いステレオタイプレズビアンとして扱われるぐらいには時代は変わった。でも全然変わってない。同性間で婚姻関係が認められず法的に守られない不安定さを理由に何度も別れ話をしていた蜂矢と愛依の状況と、今は何が変わっている?結婚の自由をすべての人に求める訴訟の動きは続いているし同性間の婚姻が不可能なのは違憲であるとの判決が出た件もあるけど、でもまだまだ闘いの最中で、戸籍上同性間の婚姻は2022年末になっても未だに法制化されていない。それに、そういう社会的で公的な話だけでなく、個人的には今も昔も全然変わんねえじゃんって思うところもある。蜂矢の描写から読み取れるように、昔は「男のマネ」をしなきゃ愛されなかったけど、今は「女のマネ」をしなきゃ愛されない。それって私にとっては何も変わっていない。やだな、このブログでまでこんな話したくなかった。ふつうに生活を綴り続けたかった。でも存在を無視されるのはつらかった。本当は隠して生きたくなんかない。

 

頓服薬が効いてきた。着る毛布が届いたのでふわふわもこもこのパジャマの上からさらに着てみた。あたたかくて肌触りが気持ち良い。アイドルマスターが続々とサブスク解禁しているので嬉しい限りだ。私は三次元の恋愛をすると色んな意味でろくなことにならないので、今日も二次元の女に恋をして眠る。明日は仕事だ。